歯周治療におけるリハビリテーション

歯周ポケットや骨欠損の除去のみでは十分な結果が得られない場合

  • 咬合治療
  • 保存修復
  • 補綴治療
  • 矯正治療による歯列の改善
  • インプラント治療による欠損部の回復

など
唆合機能や審美性を回復させる一連の治療

咬合調整

  • 唆合調整
    • 選択削合
    • 歯冠形態修正

咬合干渉は、唆合性外傷の原因となり、歯周疾患の進行を助長させる。

唆合調整は、基本的にはプラークコントロールが終了し、歯肉の炎症が消退してから行う。

歯周一矯正治療

歯周治療の一環として行う矯正治療は、全顎にわたる広範の矯正治療でなく、限局的な歯列不正を対象とした矯正(歯の小移動、minor tooth movement(MTM))が主体!

MTMの目的
  1. プラークコントロールを 行いやすい口腔環境を作る。
  2. 外傷性咬合の除去
矯正治療の適応
  1. 歯列不正歯は1〜3歯程度
  2. 残存歯の多くが正常歯列にあること
  3. 移動距離は2〜3mm程度
  4. 傾斜歯の場合、傾斜角は30° 以内
矯正装置
  1. 可撤式装置
  2. 固定式装置
保定
限局矯正が終了した後、歯列や咬合が安定するまでの間、移動後の歯の位置が後戻りしないように保持することをいう。

MTM治療中

MTM治療後

歯の固定法

  • 永久固定と欠損補綴
    • 固定式欠損補綴
    • 可撤式欠損補綴
暫間固定
歯周炎の進行により歯の動揺が著しい場合、歯周基本治療の一手段として一時的に動揺歯を固定しておくことを暫間固定という。固定装置には、可撤式と固定式がある。
永久固定と欠損補綴
歯周基本治療や歯周外科治療が終了した後に長間の使用を目的に行う連結固定を永久固定という。