![歯周療法学講義内容](https://dentalhygienist.info/cms/wp-content/themes/haru-dental-student-theme/images/student-blog/main.jpg)
基本的な歯周治療 歯周疾患の診査 口腔内写真とX線写真
口腔内写真
歯肉の色や形態を表すことが難しい場合があります.
口腔内写真を撮影することにより, 数値化しずらいデータを残すことができます.
![口腔内写真](https://www.haru-do.com/haru-stududent/cms/wp-content/uploads/2019/07/a158284be5dd73ff20a18d8349317c61.jpg)
X線写真
臨床診査と並行して,X線写真も撮影します. これは歯槽骨の破壊の程度がどのくらいか判断するのみならず, う蝕(虫歯)や, 根尖病巣(虫歯から進んで根の先に膿がたまる病気)など, 歯周病以外にも歯に関係する疾患をみつける手助けになります.
歯肉縁下プラークから歯槽骨までの距離は約2mmです. したがって, 歯肉縁下の処置を行うときに, どの程度の深さまでに器具を挿入するかの目安にもなります. スケーリング・ルートプレーニングや歯周外科治療を行うときは, プローピングのデータと共にX線を参考にします.
![X線写真](https://www.haru-do.com/haru-stududent/cms/wp-content/uploads/2019/07/6d047a0c56032385ad5ba3682bb5a8c0.jpg)