基本的な歯周治療 歯周疾患の診査 歯周疾患の診査(アタッチメントレベルとは)
アタッチメントレベルとは
(セメントエナメル境)〜(ポケット底)までの距離
- 上皮性付着の位置がどのくらい根尖側に移動しているかを表す指標となる.
- 歯周組織の破壊程度, 歯周処理の効果を正確に評価することができる.
※ポケットデプスは歯肉辺縁を基準にしているため, 歯肉の腫脹などにより歯肉辺縁の位置が変化するため正確さに欠ける→アタッチメントレベルで評価する
付着歯肉の幅
付着歯肉の意義:咀嚼時に歯面から軟組織に向かって食物が動く際に生じる咀嚼力と摩擦力に耐えることができるようになっている.
※付着歯肉の幅が狭くなると, 咀嚼力と摩擦力に耐えることができなくなる→炎症を拡大させる原因となる!