履歴書・面接のポイント
Resume / Interview
歯科衛生士を目指す人へ
歯科医院の増加に伴い、歯科衛生士を目指す人は年々増えています。
と言うことは、それだけライバルも増えているということです。
しっかりと印象に残る履歴書を作成して他のライバルに差をつけましょう。
基本的な履歴書の書き方
歯科衛生士を目指す人に限りませんが、履歴書は自分をアピールする事が出来るチャンスです。作成する時にはしっかりと詳しく記入することを心がけましょう。
丁寧に心を込めて作成し、誤字脱字がないように注意してください。手書きで作成する場合は、簡略した文字は使わないようにしましょう。
学歴欄の1行目には「学歴」と記入し、小中学校を記入する場合は卒業年度のみ記入します。 学校名は省略せず、学部や学科・専攻なども分かるようにきちんと記入しましょう。
後日採用担当者から連絡がくるときに、自分の連絡先(住所や電話番号)が間違っていると命取りになります。正確に書かれているかもう一度確認しておきましょう。
チェック
- 誤字脱字がないか
- 簡略文字がないか
- 学校名は正式名称で書いているか
- 学部・学科・専攻を記述しているか
- 自分の連絡先は間違っていないか
履歴書の印象を良くする方法
歯科衛生士の履歴書では、自己PRや志望動機をしっかりとアピールすることで印象を良くします。
大切なのは「何をしてきたか」+「何をやりたいか」を具体的に書くことです。
現代のビジネスシーンでは一昔前のようなマニュアル的な回答は歓迎されておらず、しっかりと自分で考えられる人材が求められています。
履歴書を作成するときにも気を付けてください。他人とは違うオリジナルを意識して、しっかり自分をアピールしましょう。そうする事で、印象の良い履歴書ができるはずです。
また、歯科衛生士にとって資格やスキルはとても大切です。もし取得している資格やスキルがある場合には明確に分かりやすく記入しましょう。
志望動機・自己PRの書き方
あなたが歯科衛生士になろうと思ったきっかけは何ですか?
「人の役に立って社会に貢献したい」「親の影響」「子どもの頃、歯医者は苦手だったけど優しい歯科衛生士さんがいて安心した」など、それぞれ理由があると思います。
歯科衛生士になりたい理由を具体的に、過去の経験をまじえながら、もし自分が採用されたら「こんな仕事がしたい」と伝えると採用担当者にも興味を持ってもらえます。
何も思いつかないという人は、一度自分の気持ちや思い出を箇条書きにしてみると頭の中を整理しやすいかもしれません。
また、志望動機・志望理由の書き方で注意してほしい点は、他の歯科医院でもいいのではと思わせないようにすることです。
同じような条件の求人がいくつかある中で「なぜ、この歯科医院を選んだのか」を歯科衛生士になりたい理由と一緒に説明すると印象の良い履歴書ができあがります。
面接の際にも「なぜこの医院を志望したのでしょうか?」と聞かれる可能性もあるので後々面接対策にもつながってきます。しっかりと要点を押さえておきましょう。
好印象を与える履歴書・志望動機・自己PRのまとめ
- 「何をしてきたか」+「何をやりたいか」を具体的に書く。
- マニュアル回答をしない。
- オリジナリティを意識し、自分をアピールする。
- 資格やスキルを記述する。
- 志望動機は経験談を交えて具体的に書く。
- 思いつかないときは、自分の気持ちや思い出を書き出して整理する。
- 他の歯科医院に使いまわしできない書き方をする。
面接のポイント
服装・スタイル
歯科医院の面接も他の会社と同じで、基本的なルールが守られていれば大丈夫です。服装は、リクルートスーツが望ましいでしょう。デニムやTシャツ、ロングスカートやサンダル、露出度の高い服などは歯科衛生士としてふさわしくありません。
女性の場合は、適度なメイクを心がけてください。
メイクは派手すぎずに、かといってノーメイクもいけません。
アイラインの濃いメイク・あまりにも長すぎるつけまつげや、カラーコンタクトはしないようにしましょう。
また、歯科医院では清潔感を重視しますので、髪の長い人はきちんとヘアゴムでまとめてから面接に行くようにしましょう。
面接前に歯科医院のサイトを見てみて、スタッフの写真が載っている場合はチェックして参考にするのもいいと思います。
服装・スタイルのポイントまとめ
- リクルートスーツを着用する。
- 女性の場合、適度なメイクをする。
- 清潔感のある身だしなみをする。
- 長髪の場合、ヘアゴムでまとめる。
- サイトにあるスタッフの写真を参考にする。
面接前
面接開始の5分前位に到着するのが好ましいです。
早く着きすぎるのもマナー違反となります。早く到着してしまった場合には医院の近くで、時間まで待ちましょう。
万が一、約束の時間に遅れてしまう場合は早目に電話で連絡を入れましょう。
医院についたら、必ず名前と面接に来たことを伝え挨拶をします。来院時や待機中に医院内ですれ違う歯科衛生士や助手など、職場のスタッフさん達にも挨拶や会釈をすると好印象です。
面接中
面接が始まったら、改めて「歯科衛生士の○○と申します。よろしくおねがいします。」など、自分の名前を紹介し、自分の方から挨拶をしましょう。
面接時の受け答えは、必ず敬語を使ってください。
面接官がフレンドリーな話し方をしていても、ここではしっかりと敬語を使い丁寧な対応をしましょう。
面接前と面接中のポイントまとめ
- 開始5分前位に到着する。
- 早く到着しすぎない。
- 遅れる場合は事前に電話連絡。
- スタッフさんに挨拶、会釈をすると印象アップ。
- 面接開始時は、自分から名前を名乗って挨拶する。
- 敬語を必ず使う。
面接で特に見られている点
歯科衛生士は診療や治療の補助をおこなう必要があり、現場は「チーム医療」とも言われています。歯科衛生士にとって、基本的な挨拶や円滑なコミュニケーションができることはとても重要です。
面接では、まず基本的な挨拶や話ができるか、コミュニケーション能力や基本的な業務遂行能力があるかが見られています。